在宅勤務が普及してきた中で、話題になっているのが「オンラインアシスタント」というお仕事です。
ただ、オンラインアシスタントは最近注目されてきたお仕事なので、具体的な仕事内容や仕組みを知らない人も多いのでは?

完全在宅でできるオンラインアシスタントという仕事に興味があるけど、あやしくないかな?口コミが少なすぎて心配!
具体的にどんな仕組みでお仕事するんだろう?
特別なスキルがいるのかな?
あまり募集を見かけないけど、どの会社に応募すればなれるのかな?
今日はそんなあなたのために、現役オンラインアシスタント(歴5年)の私が、オンラインアシスタントについて解説します!
「応募におすすめのオンラインアシスタントサービス」や「採用されやすい人の特徴」などもあわせて紹介していきます!
この記事でお伝えしたいこと
- オンラインアシスタントは3種類ある
- 応募すべきオンラインアシスタント会社
- 働いている人の特徴
- 採用されやすい人の特徴
オンラインアシスタントとは?

オンラインアシスタントとは、インターネットがあれば社外の人でも対応できる業務をリモートで作業するサービスのことです。
秘書・経理・総務などの事務系バックオフィス業務や、翻訳、Web系、架電、受電など、幅広い業務があります。

私は完全在宅で、請求書発行、データ入力、文章校正、Web記事の入稿、レポート作成など、さまざまな仕事をしています!
ただ、オンラインアシスタントと一口に言っても、主に3種類に分けられます。
- 多種継続型(チーム所属)
- 一種完結型
- 直契約型
契約する会社によって、どの種類になるかが決まります!
働き方が微妙に違うので、それぞれの特徴を詳しくご紹介しますね。
多種継続型(チーム所属)

オンラインアシスタントの会社に所属して複数人とチームを組み、複数社のさまざまな業務をチームで対応していくタイプです。
それぞれの得意分野を活かして振り分けながら、いくつもの仕事を進めていきます。
メリット
- 複数社の業務を対応できるので効率よく隙間時間も使える
- 業務が幅広いのでスキルアップできる
- チームで取り組むので相談しやすい
- 色んな仕事を少しずつこなしながら長く働ける
- 契約社員と業務委託(フリーランス)が選べ、正社員になれる可能性もある
- 初心者でもサポートが手厚い
デメリット
- はじめから具体的な仕事内容が決まっているわけではない
- 社内で実績がある人から先に声がかかりやすいので、はじめはもらえる仕事が少ない

はじめは仕事が少なくても徐々に仕事を増やして同じ環境で長く勤めたい人に向いています!
副業をしたい人や、ライフステージが変化しやすい主婦やママにもおすすめです。子供が小さいうちから少しずつ始めて、徐々にキャリアを重ねていくことも可能ですよ。
一種完結型

オンラインアシスタントのディレクションを請け負っている会社と契約して、特定の会社の業務を契約期間満了まで対応するタイプ。1人で対応することが多いです。
メリット
- 1社・1業務に集中できる
- はじめから仕事内容が提示されている
- 決められた時間分はほぼ確実に働ける
デメリット
- 業務が単調になる
- 契約期間が満了したら再度新しい仕事を見つける必要があり、面談等も都度必要になる

はじめから一定量の仕事が欲しい人、かつ、決まった期間の契約だけでもいい人に向いています!
直契約型

自分でクライアントを探して、直で契約して対応するタイプです。
メリット
- 1社と契約するか複数社と契約するか自分で決められる
- 自分で仕事内容が決められる
- 業務委託・アルバイト・パート・契約社員・正社員などの契約形態を交渉できる
- 直契約なのでマージンがない分、得られる報酬額が高い
デメリット
- 責任が重い
- 直契約なので自分で契約取りから請求書の作成など何でもやらなくてはいけない。
- クライアントを自分で見つける必要があるため、人脈等が必要。

フリーランスの経験が長く、クライアントとの折衝ができる人に向いています!
もともと勤めていた会社をやめて、フリーで在宅勤務の契約をする場合などもこちらにあてはまりますね。
求人に応募するならどこ?

チラホラとオンラインアシスタントの求人を見かけるようになりましたが、どこで働くのがいいのか分からない人は多いはず。
ここからは先ほどの型のうち、「多種継続型」「一種完結型」で、特別おすすめの会社を紹介します!
多種継続型に応募するなら
多種継続型のオンラインアシスタントに応募するなら、業界大手の「フジ子さん 」「CASTER BIZ(キャスタービズ)」がおすすめです。
そもそも多種継続型のオンラインアシスタントは、徐々に仕事を増やして同じ環境で長く働けること、慣れたら効率よく働けることがメリット。
このメリットを活かすことを考えたら、長い実績があり、固定客が多く、内部のシステムや連携方法なども充実している大手2社は応募必須です。
フジ子さん

フジ子さんは、秘書・経理・人事・Web運用などの業務を完全在宅でサポートするオンラインアシスタントサービスです。
導入している会社名はあまり公表されていませんが、低価格帯のプランが人気で、個人事業主~法人まで幅広い層のクライアントがいます。

SNSでも、利用している個人事業主の方々が口コミをしていることが多いです。クライアントの層が幅広いので、様々な経験ができそうですね!
キャスタービズ(CASTER BIZ)

CASTER BIZ(キャスタービズ) は、秘書・経理・人事・Web運用などの業務を高い品質でサポートするオンラインアシスタントサービスです。(採用率は100人に1人といわれています。)
導入企業累計は1700社突破を誇る業界最大手。
2020年6月現在、ゲーム事業で有名なGREEや三井不動産など、大手企業も導入しています。

有名な大手企業の仕事をサポートする機会もあるということですね。
また、さまざまな事業を拡大・展開している企業です。
オフライン対応オプションもラインナップされていることも特徴で、希望者には報酬割増でオフライン業務も割り振りしています。

ちなみに、チャットツール大手のChatWork株式会社に、
OEMとして「ChatWork アシスタント」も提供しています。
事業の幅をかなり広げていますね。
大手2社・求人内容 比較表
求人内容 比較表
サービス名 | フジ子さん |
キャスタービズ | ||
---|---|---|---|---|
運営 会社 |
フジア株式会社 | 株式会社キャスター | ||
取扱 業務 |
経理、秘書、総務、人事、Webサイト運用など | 経理、秘書、総務、人事、Webサイト運用、オフライン業務など | ||
職種 | オンライン アシスタント [リーダー] |
オンライン アシスタント |
オンライン アシスタント [リーダー] |
スポット アシスタント |
雇用 形態 |
契約社員 (正社員登用の可能性あり) |
業務委託 (フリーランス) |
契約社員 (正社員登用の可能性あり) |
業務委託 (フリーランス) |
業務 | ・クライアントの窓口業務、秘書業務 ・他アシスタントへのディレクション業務 |
・リーダーが委託すると決めた業務 | ・クライアントの窓口業務、秘書業務 ・他アシスタントへのディレクション業務 |
・リーダーが委託すると決めた業務
|
勤務 時間 |
平日 週5日、 平日9:00~18:00 ※実働8時間 |
24時間 好きな時間 ※24時間必ずお仕事があるわけではない |
平日 週5日 8:00~19:00のフレックス ※独自のフレックス制度 |
24時間
好きな時間 ※24時間必ずお仕事があるわけではない |
報酬 | 月給180,000円~270,000円 | 時給900円(税込) | 月給195,000円~360,000円 |
時給833円(税抜) |
備考 | 設立:2017年2月 | 設立:2014年9月 導入企業累計 1700社突破 |

キャスタービズのほうが少しだけ報酬が高いですが、実際はどれだけの量のタスクをこなすかで変わってくると思いますよ。

一種完結型に応募するなら
「はじめから一定量の仕事が欲しい」「期間を区切って働きたい」という人に向いている1社対応型に応募するなら、「クラウドワークス」がおすすめです。
仕事内容や契約期間、稼働時間、作業時間など、細かな条件が設定されている案件を確認できるので、自分の希望に合う仕事を探すことができます!
クラウドワークス(CrowdWorks)

クラウドワークスは国内No.1のクラウドソーシングサービスです。
実はこのクラウドソーシングサービスの中に、オンラインアシスタントを扱っているクラウドワークスの子会社「ビズアシスタント」のアカウントがあり、求人募集を行っています。
まずはクラウドワークスに登録する必要がありますが、オンラインアシスタントの隙間時間にクラウドワークスの単発タスクを探すこともできるので、登録しておいて損はありません。
月50時間~の勤務が基本で、業務内容のほかに下記のような詳細条件が提示されています。
例:Web記事の校正・校閲、公開作業
・契約開始日:2020年4月下旬~
・契約期間:1か月~
・月の稼働時間:月50~100時間
・作業時間の指定:自由
・作業頻度:自由

事前に確認できる条件がはっきりしているので仕事選びがしやすいです!
時給は1000~1500円ほどですが、なんと3000円以上の案件もあります。

業務内容の難易度によって時給があがるのが嬉しいポイントです!
働いている人の特徴
オンラインアシスタントとして働いている人で多いのが女性です。

男性は1割ほどご活躍されています!
主婦やママが多く、年齢層は20~40代が一番多いというのが特徴。
副業やパラレルワーカーという人もいますよ。
基本的には優秀な人がいっぱいいて、超大手企業にお勤めだったけど夫の転勤で辞めてオンラインアシスタントになったという人や、海外で生活しながらオンラインアシスタントをしているという人も。

海外在住で時差がある場合は、日本時間で夜間対応にあたる業務を対応したりしてします。
採用されやすい人の特徴
オンラインアシスタントとして歓迎されやすいのは、経理系の資格保有者や実務経験者です。なぜなら一番需要があるからです。
ただ、経理系のスキルがなければ採用されないかといえば、そうではありません。
他の経験や資格でも優遇される人がたくさんいます!
「特別なスキルがなくても受かっちゃった!」なんて人もたまに現れます。
ただし、ITリテラシーが高いこと(新しいITツールでも抵抗がないこと)や、Excel・Wordなどの基本的なOfficeスキルがあることなどは必須条件です!

私が役立ったのは簿記の資格くらいですかね。
あとは超ニッチな資格がありますが、たまにニッチな依頼がくるので役立っているのかもしれません。
また、ライティングなどの仕事でしばらく在宅ワークをしていたこともプラス要素だったそうです。
あと、オンラインでもコミュニケーションが上手に取れる人も採用されやすいと思いますよ。
実際に働くときは全てオンライン上でのコミュニケーションなので、文字ベースでのやり取り時に伝える力や理解力、潤滑さがあると評価されると思います。
ちなみに、多種継続型のオンラインアシスタントの場合は、委託契約のほうがハードルが低いので、スキルや経歴に自信がない場合は委託契約で応募するほうがおすすめです。
未経験でもOK?
オンラインアシスタント自体は未経験でも大丈夫です。
基本的に便利屋さんなので、さまざまな仕事があります。
- 入力作業
- 文字起こし
- 経理補助
- 総務補助
- 秘書
- 翻訳作業
- WEBサイト運営
- サイト制作
- コーディング
- 画像加工
- 企画書作成
- 動画編集
- イラスト制作
- 各業種でのアシスタント業務 など
こういった何らかの仕事をした経験があれば応募可能ですよ。
特に最近は業務をアウトソーシング化する企業が増え、オンラインアシスタントの需要が高まっているため、募集も積極的です!

採用に積極的な企業をこのサイトのサイドバーなどに載せるようにしているので、よかったらご確認くださいね。
まとめ
オンラインアシスタントは大々的な求人が少ないですが、オンラインアシスタントを扱う会社のサイトを見ると、求人が見つかりやすいです。
「狭き門」といわれることもありますが、意外と採用される場合も多いので、「自分のライフスタイルとあうな~」と感じられた人は、ぜひオンラインアシスタントという新しい働き方にも目を向けてみてくださいね。
はじめてならフジ子さん がおすすめ。
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