インターネットなどのIT技術の進展・普及によって、在宅ワークにもさまざまな働き方が生まれてきました。「在宅ワークができるのは経営者だけ」という時代は終わり、フリーランスはもちろん、正社員などの会社勤めで在宅勤務をはじめる人も増えています。

家で働いてみたいけど、どんな働き方があるんだろう?
と考えている人も多くなってきたのではないでしょうか。
今回は在宅ワークの働き方を模索している人のために、3つの働き方をご紹介します。
在宅ワークの働き方は3つ!

家でできる働き方は、大きく分けて次の3種類です。
- 正社員やアルバイトで在宅勤務
- フリーランスや会社経営者になって在宅ワーク
- 副業で在宅ワーク
どれも自宅でできますが、何を求めるかで選択肢は絞られます。
自分に向いている働き方を考えましょう。
正社員?フリーランス?向いている働き方を考えよう

「安定した収入には満足しているけど、もう通勤電車に乗りたくない・・・!」
「働きたいけど子どもが小さいうちは家にいたい!」
家で働くことを考えたとき、そこには必ず理由があるはずです。
現在は家にいながらさまざまな働き方が実現できるので、自分が家で働きたい理由と仕事への条件を整理したうえで、自分に向いている働き方を考えましょう。
安定を求めるなら!正社員やアルバイト
「家で働きたいけど安定的な収入は必須!」という人は、正社員やアルバイトなどの給与所得者として在宅で働く方法がおすすめです。
テレワークやリモートワークといった言葉が浸透し、最近は在宅勤務を認める会社が増えてきています。特に2020年の新型コロナウイルスの感染拡大時には多くの企業が正社員を含む従業員の在宅勤務を推奨していました。
まだまだ非常時以外の在宅勤務を認めている企業は少ないものの、日常的に在宅勤務を認めている企業も増えてきています。正社員で在宅勤務をするのも夢ではありません。
職種としては、プログラマーやWEBデザイナーなどのIT系の職種が多いことが特徴ですが、最近は事務職でも在宅勤務ができる会社がでてきました。募集条項に「在宅勤務可」と記載している企業を探してみると良いでしょう。
主婦でも大丈夫!フリーランスや会社経営者
在宅ワークといえば、フリーランス(個人事業主)や会社経営者が代表的な存在です。
貯蓄があって事業に挑戦したい人や、収入が見込めるプログラマーなどの技術職の人がフリーで働きたい場合におすすめです。家で存分に力を試せることでしょう。
そして、さらにおすすめしたいのが、育児や介護、家事に追われる主婦です。最近は「扶養内フリーランス」といわれる人も増えてきました。
「扶養内フリーランス」とは、夫や親の扶養から外れない程度に働く主婦や学生などのフリーランスのことをいいます。
趣味で作ったハンドメイド商品を販売したり、業務委託で企業から仕事を請けたり、自分の裁量次第で幅広く動けることが特徴です。
収入は個人差がありますが、「パート勤めしようかな?でも子どもが小さいから・・・」とあきらめていた主婦でもはじめることができます。
簡単な仕事では、アンケートモニターやブログの代筆などがあります。クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトをのぞいてみるとよいでしょう。
特別な技術や資格がなくてもはじめられるため、お小遣い稼ぎとしてのハードルは低いです。
ただし、そのままでは大きな収入は見込めないため、慣れてきたら少しずつハードルを上げて、新しい仕事にチャレンジしてみましょう。
徐々にスキルアップして、大きな仕事も請けられるようになります。

私も始めたころは簡単な文章のリライトとかをしていました。
育児の合間に続けているうちに仕事の幅が広がってましたよ!
フリーランスや会社経営での注意点は、年間の所得が48万円を超えた場合、確定申告が必要になるところです。
帳簿付けや申告を自分でしなければならないことを覚えておきましょう。ただし、会計ソフトを使えば意外と簡単なので、無理に稼ぎを抑える必要はありません。
バレずに稼ぎたいなら!副業
在宅ワークは人と接する機会が少ないことが特徴です。副業をしても他人にバレにくいため、副業禁止の会社にお勤めの人にも人気があります。
また、本業の勤務時間外にWワークとして働きたいという人もいます。家で隙間時間を使って働けるところも人気です。
フリーランスと同様に、簡単なアンケートモニターやライティングからはじめる人が多いです。
特別な技術をお持ちの方は、はじめから技術系のフリーランス求人サイトなどで自分の技術を活かせる仕事を探してみるといいでしょう。ネット環境とパソコンがあればできる仕事なら、意外と簡単に見つけることができます。
また、アフィリエイトなどを副業としてはじめる人も多いです。
ほかには、会社員として働きつつ、副業で事業を並行する人も多いです。会社勤めから徐々に地盤を固めてフリーランスとして働くのも1つの手段ですね。
副業の注意点は、本業などの給与所得のほかにフリーで働いた年間所得が20万円を超える場合は、確定申告が必要になるところです。
さらに、会社にバレたくない場合は、確定申告書にある住民税の事項で、「自分で納付」に丸をつける必要があります。難しい手続きではありませんが、必ず覚えておきましょう。
まとめ
家で働きたい理由や仕事への条件によって、自分に最適な働き方は変わってきます。
家で働きたい場合は、自分にあった働き方を選びましょう。
正社員やアルバイトでの在宅勤務に向いている人
- 家にいながら安定的な収入を得たい人 など
フリーランスや会社経営者での在宅ワークに向いている人
- 家で事業に挑戦したい人
- 家でフリーで働きたい技術職の人
- ハンドメイドなどの趣味を活かしたい人
- 少しでも仕事をはじめたい主婦 など
副業での在宅ワークに向いている人
- バレずに働きたい人
- 独立前の地盤固めとして徐々に事業をはじめたい人 など
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